2017年8月29日火曜日

見限った理由

商売はボランティアじゃないんだから金儲けに走るのは全く問題ないどころか、本来のあるべき姿だと思う。
大将が「うちは金儲けよりお客様に楽しんでもらうことを一番に考えているんです!」と世間でよく聞く綺麗な言葉を頻繁に言っていたのも、その先には金儲けがあるから出てくる言葉であるのは分かっていますし、そういう事を簡単に言うのも気にしていませんでした。

「うちは原価に近い値段で出しています。でも原価だけだとアレなんで少しだけ上乗せしています。」と言っていて、確かにそのとおりだったと思っていました。

しかし、独立してからは言葉と行動が違ってしまいましたね。
例をあげると、定価1万5千円のお酒を40万円で売るのは大問題ですね。
確かにネットで買おうとしてもプレミアム価格で40万円はするお酒ですが、定価で蔵元から仕入れているのにもかかわらず、プレミアム価格で売るのはどうかと思います。
元々、大将が「商売は金が一番や!」と堂々と言っていたなら話は違うんですが、嘘と分かっていても綺麗なことを言っていた人がそれをやったのは残念です。

それから、プレミアム価格が付くのはお店側が値段を吊り上げるからその値段になるわけですよ。「うちは原価に近い値段で〜」と言っていた人が、吊り上げ側になっていることを覚えておいたほうがいいでしょう。

定価40万円のお酒に40万円出すのと、定価1万5千円の物に40万円出すことの違いも分かっていない感じでしたね。
日頃ぼくは割高や割安を考えてお金を得ているわけですが、その人間が定価1万5千円の商品にたいして40万円払うわけないでしょう。そもそも、そのお酒に40万円の価値はありません。蔵元から定価で仕入れた物をお店側が吊り上げて作り上げた値段&偽の価値ということをお忘れなく。

綺麗な言葉を言っていた人間がそれをやるのはガッカリでした。最初から綺麗な言葉を言わずに「金儲けてなんぼなんで!」とだけ言っておけばスッキリしていたと思います。


【追記】
今思い返してみると色々と大将は言葉ではカッコいいこと言い過ぎでしたね。家族が大切と言いながら不倫していたり。まぁ、不倫していることまで教えてくれたのは僕と大将が少しだけ客と店の立場なんて関係なく飲んだからかもしれませんが…。しかし、それは客である僕に言うべきことではないですね。店のレベルを落としていることに気がつかないと。


【追記2】
このブログを見ているかもしれませんが、もし少しでも頭にきていたら間違っていますよ。その時間を使ってお店がよくなる努力、口だけじゃなく人として成長できるように時間を使ったほうがいいでしょう。今のままだとまさに口だけ大将ですね。


【追記3】
このブログを見ているかもしれない大将や他にも関係なくてもたまたまこれを見た人が、「小僧が偉そうに!」と思うかもしれませんが、客と店のどっちが偉いかで言ったら客のほうが確実に偉いんですよ。客からお金を頂くことをなめないほうがいいですよ。学園祭のノリだと上客は確実にいなくなります。


【追記4】
独立する前に予約が取りづらい店にしたいと言っていて、現時点で確かに予約を断ったりしているらしいので、予約が取りづらい店になりつつあるのかもしれませんが、明らかに独立する前より客の質が落ちていますよね。ただ単に、チェーン店嫌いな人が個人店だからという理由で来ているイメージもある。周りをみてもお金を使う人はそれ程いない感じだし、その状況だと以前のお店でお金を使っていた人も敬遠する空気になっていることもここに書いておきます。サービスです。こんなことは他の人は言ってくれないでしょう。


【追記5】
これも書いておこう。大将は「自分も一杯良いですか?」と客側が勧める前に言いますよね。他のお客さんにも言っているので、大将の中ではそれが悪いことじゃないと思っているのでしょう。そこそこ高い店に行ったことがあったり、そこそこのお酒を飲んでいる人なら、お酒を店主にも勧める飲みかたを知っているので、大将がそう言っても断ることはないでしょう。ですが、「客が勧める前にお前から言うのかい!」と思っている人が多数だと思いますよ。そのちょっとのことで上客は消えていきます。気づいたときにはお金を使わないで長居する常連だけになっているでしょう。